最近のことより
2005.11.24 Thursday | category:その他いろいろ
こんばんは。
最近の出来事より・・・
●横浜『ヨドバシカメラ』移転
:先日行ってきました。
アキバ店と同じく、規模は地区最大級(関東最大級とも)と云うだけあって、
広い・多い・迷うといったところでしょうか。
(なお、将来さらに1階分増やすらしい)
で、例によってゲームコーナーに。
以前に比べて広くなっており、見やすさなどは大きく向上。
ワンフロアで各機種とも見られるのは大きいポイントです。
その中で目を引いたのが『18対コーナー』の設立。
CERO規定の18歳以上対象ソフトが、専用コーナーに集められていたのです。
将来のレーティング強化を見込み、移転に合せて作ったものでしょう。
(ただしPS2のみ)
また『バイオ4』『龍が如く』のコーナーにはCESAからの販売規制告知
http://www.cesa.or.jp/news/2005/050906.html が張られていました。
これは横浜中心部で初ではないでしょうか。
もっとも18対コーナーもデモコーナーも、普通に目に触れる場所にありますし、
同じく18対の『MGS3サブシスタンス』や前述の18対コーナーには告知が無かったのですが。
★ヨドバシカメラ マルチメディア横浜
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/yokohama/index.html
●CESAより再び
以前紹介したCESAからの自主規制の『お願い』
http://www.cesa.or.jp/news/2005/050719.pdf について、
先日再度ご連絡がありました。
11/6に記入しましたが、メーカー/小売店ともこの点についての知識・対策は
不十分と云わざるをいません。
この点を考慮してCESAは『お願い』を出したのでしょうが、
CESAに幹部を出している企業が守ってないようではねぇ・・・。
●なぜかPSP担となる
発売時の渇望ぶりが、いまでは嘘のようであるPSP。
え〜と、入荷予定をチェック・・・
『モンスターハンターP』以外はC〜D級扱いです。
『トークマン』『能力トレーナー』と、ベスト化された『みんゴル』が
地道に売れそうですが、それ以外は現状として期待をもてない状況です。
『21世紀のウォークマン』を目指して登場したPSP。
しかし現状は映像・音楽メディアとしてもiPodに喰われ、
ゲーム機としてはDSに抑えられてと、いいところがありません。
頼みの『えちぃ』もいまいちのようですし・・・。
最近の出来事より・・・
●横浜『ヨドバシカメラ』移転
:先日行ってきました。
アキバ店と同じく、規模は地区最大級(関東最大級とも)と云うだけあって、
広い・多い・迷うといったところでしょうか。
(なお、将来さらに1階分増やすらしい)
で、例によってゲームコーナーに。
以前に比べて広くなっており、見やすさなどは大きく向上。
ワンフロアで各機種とも見られるのは大きいポイントです。
その中で目を引いたのが『18対コーナー』の設立。
CERO規定の18歳以上対象ソフトが、専用コーナーに集められていたのです。
将来のレーティング強化を見込み、移転に合せて作ったものでしょう。
(ただしPS2のみ)
また『バイオ4』『龍が如く』のコーナーにはCESAからの販売規制告知
http://www.cesa.or.jp/news/2005/050906.html が張られていました。
これは横浜中心部で初ではないでしょうか。
もっとも18対コーナーもデモコーナーも、普通に目に触れる場所にありますし、
同じく18対の『MGS3サブシスタンス』や前述の18対コーナーには告知が無かったのですが。
★ヨドバシカメラ マルチメディア横浜
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/yokohama/index.html
●CESAより再び
以前紹介したCESAからの自主規制の『お願い』
http://www.cesa.or.jp/news/2005/050719.pdf について、
先日再度ご連絡がありました。
11/6に記入しましたが、メーカー/小売店ともこの点についての知識・対策は
不十分と云わざるをいません。
この点を考慮してCESAは『お願い』を出したのでしょうが、
CESAに幹部を出している企業が守ってないようではねぇ・・・。
●なぜかPSP担となる
発売時の渇望ぶりが、いまでは嘘のようであるPSP。
え〜と、入荷予定をチェック・・・
『モンスターハンターP』以外はC〜D級扱いです。
『トークマン』『能力トレーナー』と、ベスト化された『みんゴル』が
地道に売れそうですが、それ以外は現状として期待をもてない状況です。
『21世紀のウォークマン』を目指して登場したPSP。
しかし現状は映像・音楽メディアとしてもiPodに喰われ、
ゲーム機としてはDSに抑えられてと、いいところがありません。
頼みの『えちぃ』もいまいちのようですし・・・。
メーカー側も護る気なし?〜シューティング バカが語る、続・現場では護れぬレーティング〜
2005.11.13 Sunday | category:レーティング・ラブ(倫理問題)
「シューティング ラブ」というより「シューティング バカ」(挨拶)
こんばんは。
ああ、買ってしまいましたDC版『トライジール』。
『日本で最もトライジールを売った小売店』こと、
北海道の『ゲームショップ1983』さんにて衝動買い(ネットで)してしまいました。
中小ショップながら、そのインパクトの強さは強烈でした。
リアル店舗で買えるとき(札幌に行くとき)まで残っていればいいのですが・・・。
『ゲームショップ1983』さん
http://sp-game.cocolog-nifty.com/38/
ご紹介ありがとうございました!
★以下の文章について、12/01変更・加筆(セガの説明を修正)
★12/10加筆・修正(カプコンの説明を修正)
さて、話は本編に戻ります。
先日(11/6)に挙げた『現場では護れぬレーティング』で挙げたとおり、
販売におけるCESAの自主規制(*1)は、販売店など流通側でほとんど守られてない
と書きました。
では、それらゲームソフトを販売するメーカー側はどうなのでしょうか。
(オチを見たい方は一番下までいってください。データはすべて11/13現在)
まず、大手メーカーの直販サイトを確認したところ
SCEI直販の『PlayStation.com』は一律18対タイトルを18歳未満に売らないとし、
『セガダイレクト』は自社タイトルの『龍が如く』のみ18禁扱い、
それ以外の18対タイトルは『警告表記』(*2)のみ。
その他CESAに役員を輩出しているメーカー各社のサイトを(ヒマつぶしに)
調べたところ
○カプコン@会長:各ソフトとの公式HPで年齢表記を一部で行っている。
CEROの説明は『Q&Aコーナー』にて行っているが、
対象年齢規定は『購入を制限するものではない』としている。
(12/10修正・加筆)
ちなみにカプコンのボスである辻本氏はCEROの役員でもあるが、
これでは説得力まるでなし。
●ハドソン@副会長:メーカーHP及びゲームの取説にてCERO表記の案内を行っているが
「購入の制限をするものではない」としている。
また、説明書にはCERO表記の案内が(比較的)詳しく載っているが、
それって買わなきゃ見れないでしょ!
●ナムコ@副会長:メーカーHPにてCERO表記の案内『発見』・・・って、どこからリンクしているの?(検索でやっと見つけた)
ソフトは年齢表記のみ(表記の意味などは無し)
●スクエニ@副会長:ソフト紹介にCERO表記を行っているものの、CERO自体の
説明や対象年齢の案内は見つからず。
○コーエー@副会長:(同上)
○コナミ@常任理事:ソフト紹介/公式サイト等にて対象年齢表記及びCERO規定の
説明あり。しかし「購入の制限をするものではない」としている。
○テクモ@常任理事:ネット直販ページには対象年齢表記あり。
しかしソフト紹介には無し(パケの表示のみで判断せざるを得ない)。
それ以上に発売済みのソフトに『審査予定』はないだろ!(*3)
●タイトー@常任理事:ソフト紹介及び直販サイトの商品説明で対象年齢表記を実施。
ただし、説明は一部を除きCEROに丸投げ(リンク)。
●マイクロソフト@常任理事:サードパーティを含めXB&XB360ソフトの対象年齢の表記及び
CERO規定の説明を自社HP上で実施。
『内容表記』の説明も載っており、比較的充実した内容。
○アトラス@理事:スクエニ・コーエーと同じ。
○セガ@理事:自社のソフト紹介ではCEROの対象年齢表記を行っているものの、
前述のとおり一部を除き『警告表記』となっている。
(『○歳以上対象の表現が〜』ということ)
直販サイトでは前述の『龍が〜』を除き、警告表記どまりとなっている。
ちなみに、サターンのソフトカタログでは18禁(X指定)&18推の表記も行っている。
CEROの説明は自社HP上。
○SCEI@理事:最初に述べたとおり、直販サイトでは『CERO18対=18禁』としており、
この中では一番厳しい(*4)内容。
以前は『CERO規定は購入の規制ではない』と各種印刷物を含め告知していたが、
秋以降は『購入の参考に〜』的な表現とされている。
年齢制限に一番消極的と言われたSCEiが、今となっては一番厳しいとは・・・。
○バンダイ@理事:ソフトによっては対象年齢表記がある。
(言い換えれば『大半は載ってない』ということ)直販サイトも同様。
また、ハドソンと同じく説明書にはCERO表記の案内が載っているが、
それって(以下略)
○角川書店@理事:CERO表記に関する表記は見当たらず。検索しても駄目。
レーティングに関しては根本的にダメ、といわざるを得ない。
※『○』は直販サイトを持つメーカー、『●』は持たないメーカー
※『@』の後は、輩出企業スタッフの、CESAでのポジション
※それぞれできる限り確認済み(11/27、12/10修正)。
間違い・見落としがありましたら指摘をお願いいたします。
でないと「振り上げた拳の行き先」に困るので。
え〜、結論からいきましょう。
CESA役員の皆さん、「てめぇらみんな辞めちまえ!」
自分たち(=CESA)がつくったお願いを自分たちで守れないのであれば、
意味がありません。
特にCESA・CERO双方で重要なポジションについているカプコンは『重罪』と
云わざるを得ません(*5)。
それでもなお小売店に『お願い』するのであれば、この言葉を贈ります。
『隗より始めよ』
・・・もっとも、CESAとCEROで規定の『捉え方』が違う時点でアウトなのですが(*6)。
*1:http://www.cesa.or.jp/news/2005/050906.html
*2:『○歳以上対象の表現があります』の類。あくまでも『警告』であって
『制限』ではないということ。
*3:http://www.tecmo.co.jp/shopindex.htm
なお、このソフトは18対となっている。
*4:ソフトの紹介はすべて前述の『PiayStation.com』で行っている。
(SCEIではリリースやサポートの情報のみ)
*5:カプコン会長である辻本憲三氏は、CESA会長/CERO理事という立場である。
*6:『18歳未満へのC18タイトル販売』についてCEROとCESAで食い違っているので。
CESA:http://www.cesa.or.jp/news/2005/050906.html
CERO:http://www.cero.gr.jp/outline.html
CEROのHP上には『購入の規制をするものではない』と書かれています。
こんばんは。
ああ、買ってしまいましたDC版『トライジール』。
『日本で最もトライジールを売った小売店』こと、
北海道の『ゲームショップ1983』さんにて衝動買い(ネットで)してしまいました。
中小ショップながら、そのインパクトの強さは強烈でした。
リアル店舗で買えるとき(札幌に行くとき)まで残っていればいいのですが・・・。
『ゲームショップ1983』さん
http://sp-game.cocolog-nifty.com/38/
ご紹介ありがとうございました!
★以下の文章について、12/01変更・加筆(セガの説明を修正)
★12/10加筆・修正(カプコンの説明を修正)
さて、話は本編に戻ります。
先日(11/6)に挙げた『現場では護れぬレーティング』で挙げたとおり、
販売におけるCESAの自主規制(*1)は、販売店など流通側でほとんど守られてない
と書きました。
では、それらゲームソフトを販売するメーカー側はどうなのでしょうか。
(オチを見たい方は一番下までいってください。データはすべて11/13現在)
まず、大手メーカーの直販サイトを確認したところ
SCEI直販の『PlayStation.com』は一律18対タイトルを18歳未満に売らないとし、
『セガダイレクト』は自社タイトルの『龍が如く』のみ18禁扱い、
それ以外の18対タイトルは『警告表記』(*2)のみ。
その他CESAに役員を輩出しているメーカー各社のサイトを(ヒマつぶしに)
調べたところ
○カプコン@会長:各ソフトとの公式HPで年齢表記を一部で行っている。
CEROの説明は『Q&Aコーナー』にて行っているが、
対象年齢規定は『購入を制限するものではない』としている。
(12/10修正・加筆)
ちなみにカプコンのボスである辻本氏はCEROの役員でもあるが、
これでは説得力まるでなし。
●ハドソン@副会長:メーカーHP及びゲームの取説にてCERO表記の案内を行っているが
「購入の制限をするものではない」としている。
また、説明書にはCERO表記の案内が(比較的)詳しく載っているが、
それって買わなきゃ見れないでしょ!
●ナムコ@副会長:メーカーHPにてCERO表記の案内『発見』・・・って、どこからリンクしているの?(検索でやっと見つけた)
ソフトは年齢表記のみ(表記の意味などは無し)
●スクエニ@副会長:ソフト紹介にCERO表記を行っているものの、CERO自体の
説明や対象年齢の案内は見つからず。
○コーエー@副会長:(同上)
○コナミ@常任理事:ソフト紹介/公式サイト等にて対象年齢表記及びCERO規定の
説明あり。しかし「購入の制限をするものではない」としている。
○テクモ@常任理事:ネット直販ページには対象年齢表記あり。
しかしソフト紹介には無し(パケの表示のみで判断せざるを得ない)。
それ以上に発売済みのソフトに『審査予定』はないだろ!(*3)
●タイトー@常任理事:ソフト紹介及び直販サイトの商品説明で対象年齢表記を実施。
ただし、説明は一部を除きCEROに丸投げ(リンク)。
●マイクロソフト@常任理事:サードパーティを含めXB&XB360ソフトの対象年齢の表記及び
CERO規定の説明を自社HP上で実施。
『内容表記』の説明も載っており、比較的充実した内容。
○アトラス@理事:スクエニ・コーエーと同じ。
○セガ@理事:自社のソフト紹介ではCEROの対象年齢表記を行っているものの、
前述のとおり一部を除き『警告表記』となっている。
(『○歳以上対象の表現が〜』ということ)
直販サイトでは前述の『龍が〜』を除き、警告表記どまりとなっている。
ちなみに、サターンのソフトカタログでは18禁(X指定)&18推の表記も行っている。
CEROの説明は自社HP上。
○SCEI@理事:最初に述べたとおり、直販サイトでは『CERO18対=18禁』としており、
この中では一番厳しい(*4)内容。
以前は『CERO規定は購入の規制ではない』と各種印刷物を含め告知していたが、
秋以降は『購入の参考に〜』的な表現とされている。
年齢制限に一番消極的と言われたSCEiが、今となっては一番厳しいとは・・・。
○バンダイ@理事:ソフトによっては対象年齢表記がある。
(言い換えれば『大半は載ってない』ということ)直販サイトも同様。
また、ハドソンと同じく説明書にはCERO表記の案内が載っているが、
それって(以下略)
○角川書店@理事:CERO表記に関する表記は見当たらず。検索しても駄目。
レーティングに関しては根本的にダメ、といわざるを得ない。
※『○』は直販サイトを持つメーカー、『●』は持たないメーカー
※『@』の後は、輩出企業スタッフの、CESAでのポジション
※それぞれできる限り確認済み(11/27、12/10修正)。
間違い・見落としがありましたら指摘をお願いいたします。
でないと「振り上げた拳の行き先」に困るので。
え〜、結論からいきましょう。
CESA役員の皆さん、「てめぇらみんな辞めちまえ!」
自分たち(=CESA)がつくったお願いを自分たちで守れないのであれば、
意味がありません。
特にCESA・CERO双方で重要なポジションについているカプコンは『重罪』と
云わざるを得ません(*5)。
それでもなお小売店に『お願い』するのであれば、この言葉を贈ります。
『隗より始めよ』
・・・もっとも、CESAとCEROで規定の『捉え方』が違う時点でアウトなのですが(*6)。
*1:http://www.cesa.or.jp/news/2005/050906.html
*2:『○歳以上対象の表現があります』の類。あくまでも『警告』であって
『制限』ではないということ。
*3:http://www.tecmo.co.jp/shopindex.htm
なお、このソフトは18対となっている。
*4:ソフトの紹介はすべて前述の『PiayStation.com』で行っている。
(SCEIではリリースやサポートの情報のみ)
*5:カプコン会長である辻本憲三氏は、CESA会長/CERO理事という立場である。
*6:『18歳未満へのC18タイトル販売』についてCEROとCESAで食い違っているので。
CESA:http://www.cesa.or.jp/news/2005/050906.html
CERO:http://www.cero.gr.jp/outline.html
CEROのHP上には『購入の規制をするものではない』と書かれています。
現場では護(まも)れない『レーティング』
2005.11.06 Sunday | category:レーティング・ラブ(倫理問題)
こんばんは。
つたない文章でありますが、最後まで目を通してくださればありがたいです。
貴方が『レーティング』という言葉/制度を覚えてくださればなおうれしいです。
セガより12月に発売されるPS2用ゲームソフト『龍が如く』の案内が
勤務先に入りました。
この『龍〜』ですが、一部では『極道シェンムー』と呼ばれ・・・
じゃなかった、製作側が語るとおり「大人のためのゲーム」として、
CERO規定『18歳以上対象(C18)=実質18禁』で創られています。
9月に行われた『東京ゲームショウ』では、18歳未満立ち入り禁止の閉鎖ブースにて
展示が行われるなど、青少年の健全育成とかをほざく御役人(*1)への配慮もばっちり。
(C18でも『あとちょっとでレーティング不交付』になるためであろう)
そして話は冒頭に戻るのですが、この『龍が如く』の販促キット内に
『18歳未満は買えません』のPOPセットと、そのことへの『ご協力依頼』が
入っていたのです。
(直販『セガダイレクト』でも『龍〜』は18歳以上のみ販売)
このようなPOPを見るのは、神奈川県による有害指定(*2)を受けた『GTA3』
以来、また新作では初のものです。
今後年末に向け、18対になりそうなビッグタイトルがいくつか出てきそうですが、
それらがここまで露骨に『18禁』を叫ぶか見ものです(*3)。
さて、『龍が如く』に限らず、各種のゲームソフト・・・キッズ向けから大人向けまで・・・
取り扱う『現場(流通)』はどうかと云いますと、
レーティングに対して『甘い』『無知』と云わざるを得ません。
メーカー直販系のうち『PlayStation.com』は
『全てのC18タイトルを18歳未満へは売らない』旨を告知していますが、
その他の小売店でまじめにそれを行っているのは、私の知っている範囲では
『わんぱくこぞう』くらいでしょう。
これは『わんぱく』が加盟する小売団体『Games Japan』の方針によるもの
が大きいのですが、その『Games Japan』に加盟するショップでさえも、
それは守られていないのが事実です。
さらに云えば、CESAが9月に出した『告知』(*4)さえも、
現場では無視されているのが現状です。
だいいち、告知を出しているところ自体ほとんど見たことがないという有様。
いままで散々『CEROのレーティングは購入を規制するものではない』と告知
し続けられた影響もあるのですが、同時に現場の『レーティングに対する無知』
そして『危機感の薄さ』も問題であると云えます。
そして今回の『龍〜』の件。
言いたい事は相変わらず掃いて捨てるほどありますが、
今回セガが取った対応は、前述の流通への『警告』ととれます。
〜きちんとレーティングが活用されなければ、
結果自分たちの首を絞めかねない〜
と云われながら、現場ではそうも云ってられないのが現状です。
近隣店が従わなければ自分たちだけ馬鹿を見るのは明らか。
また、根本的に云えば、売れなければその分は損となってしまいます。
(ゲームは原則返品不可だから)
そのうちあり得る(=無いかもしれない)『行政による規制』よりも
『いまの利益』を優先せざるを得ないのが流通の現場なのです
そのような現状に対して、CESAやCEROはどのように考えているのか?
現実をどこまで把握しているのか?
もしメーカー団体側が『理想』のみで今回の自主規制を打ち出したのであれば
「現場を見てこい!」
と言わせてもらいます。
まー、今回の件はどうせ『行政による規制逃れ』と『自主規制とりあえずやってまーす』
の姿勢が見えみえなのですが<CESA
*1:一番近くだとこの人か。http://www.matsuzawa.com/
(筆者は神奈川県民)
*2:『神奈川県青少年保護育成条例』の第7条だそうな。
『GTA3』の場合は個別指定(名指しで「これはダメ」とする)で有害図書とされた。
これに合せてカプコンより神奈川県下の店舗用に『GTA3』用の警告表記が
作られ配布された。
*3:PS2版『バイオハザード4』『メタルギア・ソリッド3サブシスタンス』
がC18でほぼ確定(告知あり)・・・って、発売1〜1.5ヶ月前。おせーよ!!
*4:これ↓
http://www.cesa.or.jp/news/2005/050906.html
http://www.cesa.or.jp/news/2005/050719.pdf
要は『小売への協力依頼』ということなので、強制力は無しに等しい。
それでもウチは出してますが・・・。
つたない文章でありますが、最後まで目を通してくださればありがたいです。
貴方が『レーティング』という言葉/制度を覚えてくださればなおうれしいです。
セガより12月に発売されるPS2用ゲームソフト『龍が如く』の案内が
勤務先に入りました。
この『龍〜』ですが、一部では『極道シェンムー』と呼ばれ・・・
じゃなかった、製作側が語るとおり「大人のためのゲーム」として、
CERO規定『18歳以上対象(C18)=実質18禁』で創られています。
9月に行われた『東京ゲームショウ』では、18歳未満立ち入り禁止の閉鎖ブースにて
展示が行われるなど、青少年の健全育成とかをほざく御役人(*1)への配慮もばっちり。
(C18でも『あとちょっとでレーティング不交付』になるためであろう)
そして話は冒頭に戻るのですが、この『龍が如く』の販促キット内に
『18歳未満は買えません』のPOPセットと、そのことへの『ご協力依頼』が
入っていたのです。
(直販『セガダイレクト』でも『龍〜』は18歳以上のみ販売)
このようなPOPを見るのは、神奈川県による有害指定(*2)を受けた『GTA3』
以来、また新作では初のものです。
今後年末に向け、18対になりそうなビッグタイトルがいくつか出てきそうですが、
それらがここまで露骨に『18禁』を叫ぶか見ものです(*3)。
さて、『龍が如く』に限らず、各種のゲームソフト・・・キッズ向けから大人向けまで・・・
取り扱う『現場(流通)』はどうかと云いますと、
レーティングに対して『甘い』『無知』と云わざるを得ません。
メーカー直販系のうち『PlayStation.com』は
『全てのC18タイトルを18歳未満へは売らない』旨を告知していますが、
その他の小売店でまじめにそれを行っているのは、私の知っている範囲では
『わんぱくこぞう』くらいでしょう。
これは『わんぱく』が加盟する小売団体『Games Japan』の方針によるもの
が大きいのですが、その『Games Japan』に加盟するショップでさえも、
それは守られていないのが事実です。
さらに云えば、CESAが9月に出した『告知』(*4)さえも、
現場では無視されているのが現状です。
だいいち、告知を出しているところ自体ほとんど見たことがないという有様。
いままで散々『CEROのレーティングは購入を規制するものではない』と告知
し続けられた影響もあるのですが、同時に現場の『レーティングに対する無知』
そして『危機感の薄さ』も問題であると云えます。
そして今回の『龍〜』の件。
言いたい事は相変わらず掃いて捨てるほどありますが、
今回セガが取った対応は、前述の流通への『警告』ととれます。
〜きちんとレーティングが活用されなければ、
結果自分たちの首を絞めかねない〜
と云われながら、現場ではそうも云ってられないのが現状です。
近隣店が従わなければ自分たちだけ馬鹿を見るのは明らか。
また、根本的に云えば、売れなければその分は損となってしまいます。
(ゲームは原則返品不可だから)
そのうちあり得る(=無いかもしれない)『行政による規制』よりも
『いまの利益』を優先せざるを得ないのが流通の現場なのです
そのような現状に対して、CESAやCEROはどのように考えているのか?
現実をどこまで把握しているのか?
もしメーカー団体側が『理想』のみで今回の自主規制を打ち出したのであれば
「現場を見てこい!」
と言わせてもらいます。
まー、今回の件はどうせ『行政による規制逃れ』と『自主規制とりあえずやってまーす』
の姿勢が見えみえなのですが<CESA
*1:一番近くだとこの人か。http://www.matsuzawa.com/
(筆者は神奈川県民)
*2:『神奈川県青少年保護育成条例』の第7条だそうな。
『GTA3』の場合は個別指定(名指しで「これはダメ」とする)で有害図書とされた。
これに合せてカプコンより神奈川県下の店舗用に『GTA3』用の警告表記が
作られ配布された。
*3:PS2版『バイオハザード4』『メタルギア・ソリッド3サブシスタンス』
がC18でほぼ確定(告知あり)・・・って、発売1〜1.5ヶ月前。おせーよ!!
*4:これ↓
http://www.cesa.or.jp/news/2005/050906.html
http://www.cesa.or.jp/news/2005/050719.pdf
要は『小売への協力依頼』ということなので、強制力は無しに等しい。
それでもウチは出してますが・・・。
⇒ 小泉@筆者 (03/22)
⇒ 無限堂 (03/14)
⇒ 通りすがり (02/19)
⇒ ハムムー (02/01)
⇒ ななし (06/22)
⇒ 小泉@管理人 (10/25)
⇒ ナナシ (10/20)
⇒ 小泉 亮 (03/09)
⇒ かばら (03/02)
⇒ 小泉 亮 (11/28)