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『お前のものは俺のもの』?〜JUGEMの規約改定〜
おはようございます。

現在、この『GGZ』を置いているブログ作成サービスの『JUGEM』ですが、
7/3に利用規定の改定を行うとのこと。
私が知ったのは6/29に送られてきたメールなので、改定まで1週間も無いと
いう慌ただしさ。

この改定がJUGEMユーザーの間で波紋を広げている模様なのです。

【JUGEM】
http://jugem.jp
【7/3からの新規約】
http://jugem.jp/support/rule_new.php
【JUGEMお知らせブログ】
http://info.jugem.jp





特に30条(著作権等の知的財産権)にて
>利用者は、弊社に対して、自己が投稿したブログ等に関する著作者人格権
 を一切行使してはならないものとします(6番目)。

・・・としたことで、ユーザーの権利を大きく制限することになるのでは?と
なったのです。

で、この『著作者人格権』って何?と調べてみたのですが、
・公表権:自分のつくったモノ(著作物)を他人が見れるようにするか?
・氏名表示権:そのモノにつくった人(作者)の名前を載せるか?
・同一性保持権:他の人が元のモノを推敲・抜粋してもOKか?
(詳しい内容は皆様で調べてみてください)

ということだそうです。
(大して中身の無いアタマから知識を捻り出そうとしてもうまくいかん)

今回のJUGEM規定の改定では、
「君が投稿したモノは、JUGEMが勝手に使っても他人(他社)にあげても
 何の文句も受け付けないよ」

ということです。

さらに解りやすく言えばタイトルのとおり
『お前のものは俺のもの』といったところ。
(かのジャイアン様ですな・・・)

その後JUGEMユーザーから批判を浴びたため、6/30未明に前述の6番目の項目は
削除されたものの、その他の項目で同様の問題があるため、引き続き問題視する
声は残っています。





インターネットの魅力・利点は『誰でもメディアになれる』ことだと
私は考えます。
ブログ等の普及は、それを後押ししました。
結果として、マスメディアが伝えない情報をより多くの人に伝えたり
新たな切り口での提供ができるようになりました。

一方で権利の尊守が不十分、論議が過熱して『炎上』、問題があれば書き逃げ
という問題も起こっています。

また、数多くのブログサービス(ここも含む)は無料で提供しているから、
管理する上でのある程度の規制は・・・という意見もあります。

しかし、このこと(利用者側の権利)で絞って調べてみると、JUGEM側が利用者
側の著作権を侵して(侵そうと)いるのでは?と疑います。

たとえ無料であっても有料であっても、ユーザーの『書く・伝える』権利を
不当に侵し、さらには自分の発した情報(文章)が独り歩きしても
『止められない・直せない』のであれば、あまりに危険でもあります。





今回の問題は『書くこと』『伝えること』の重要さ・尊さを感じました。
7/3になれば、新規定が適用されることでしょう。
今後JUGEMには新規定の運用について慎重に行うよう望む次第であります。

| 小泉 亮 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
『Z区分』どうよ?〜CESA調査より〜
おはようございます。


5/31の新区分(Z区分導入)後、ショップを対象に行った調査が公開されました。

【調査もとのCESA】
http://www.cesa.or.jp/
【調査結果について】
http://www.cesa.or.jp/news/2006/060628.pdf

対象になったのは『全国のショップ』。
詳しくは述べられていませんが「東京都との話し合いに参加した〜」と
報告書内で述べられているので、全国チェーン店・フランチャイズ(FC)店などが
メインだと考えられます。
(これについては、さらに詳しい説明を聞きたい<CESA)


結果について簡単に説明&ツッコミしますと

1.『Z区分』タイトルの販売時の年齢確認実施:95.1%
:これは比較的優秀と云えるでしょう。
ただし『聞き取り調査』である点と『確認の方法』が曖昧(見た目でもOKな
のか?など)なため、内容次第では『疑うべき』データとなる可能性も。


2.旧『18歳以上対象』(C18)タイトルへの新区分表記の実施:90.9%(Z区分)
:1番目に比べ5%ほど下がっています。
考えられるのは『区分陳列のみでOK』『手間(面倒くさい)』『コスト』
でしょう。
特に『D区分』となった旧C18枠タイトルへの新区分表記は71.8%までダウン。
ちなみに当店も『30%弱』の方に含まれる。私からD枠も表記展開をと提示したものの、
Z枠のみでOKという上層部の意見が優先された


『D』と『Z』で扱いが大きく異なることと、旧区分からの制度変更を告知・
強調するためにも、CESAと同じく「貼付率の向上を」望みます。
(さしずめ『D区分にも愛の手を』!?)


3.『Z区分』の区分陳列は85.3%
:CESAが求める区分陳列の定義は『子どもの手の届かないところに』かつ
『Z指定とわかるように他のソフトと分けておき、告知も一緒に』ということ
らしいです

つまり、えちぃビデオやえちぃPCゲームのように完全な隔離はしなくて
OKということです。
これは、CEROの制度がもともと『規制』を前提してなかった、『禁止』に
なる内容は認めない方針であった、そしてゲームショップには小規模な店が
多く、販売ゾーンの完全な分離は難しいことからでしょう。

 ※資料があるのですが、業務用ですので公開は自粛


4.CESAが用意した告知ツールの利用状況
:利用率が高い順に『DVDサイズのダミージャケット(83.0%)』『B2半裁ポスター
(69.4%)』『カウンターPOP(66.9%)』。
CESAは「何でもいいからどれか1つは出しておいてほしい」としています。

ただ、このことについては疑問もあります。
体育館くらいの大きさがある某ローカルチェーン店で、Z枠の告知が
入口にあるB4サイズのもの1枚だけだった・・・という、ほとんど効果の無い
展開(しかも分別/ソフトへの表記未実施)を見かけています。
(これでも『ひとつ』とカウントされますよね?)

これについては「何でも〜」でなく、パッケージ等にCEROの説明(表記ではない)
を載せて認知率を上げるなど、メーカー側の取り組みも必要なのではないで
しょうか。
なにしろゲームショウに来るようなコア層でさえ5割の認知率なのですから
 <CERO ※2


※2:以前もネタにした『05年東京ゲームショウ』の来場者調査より



●新制度の運用への理解度は91.2%(『理解している』『ほぼ理解〜』合計)
:この『理解』の範囲についても疑問があります。
『Z枠=18歳未満への販売不可』程度のものか、レーティング制度の知識を
問われるものなのか、基準が解らないと『おおむね順調』とするCESAの
発言も信用もできません。




◆しめ(締/閉/絞・・・?)
例の神奈川県による『GTA3』有害指定以降、全国の自治体でゲームソフト
(というより『GTA3』)への規制強化が行われました。
Z枠導入も、それらの圧力に屈しながらも『自分たちでなんとかする』ことへの
アピールだったはずです。

しかし6月に入ってから岡山・三重の両県でCEROを有害図書の審査機構として
『団体指定』の対象としました。
それ以外にもCEROを団体指定の対象とする自治体があります。
(神奈川のように『信頼できないインチキ団体』とCERO/CESAを批判・中傷し、
自治体側のカードとしてあえてタイトルごとの『個別指定』を行うところも
あるようだが)


今回のアンケートがどうであれ、このまま「こういう結果です」どまりならば、
調査コストの無駄ですし、自治体・メディアの色眼鏡ぶりも相変わらずでしょう。
今後の制度運用に『向上に努めていきます』以上の成果を出す必要がある
のではないでしょうか。
| 小泉 亮 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
『CEROってなにですか!?』
レーティング ラブ。(挨拶)
CEROって〜(大)
おはようございます、夜勤から帰ってまいりました。


店の棚を整理していてふと気になったのですが、
3/1以降の新作(廉価版除く)で『Z区分』となったものはひとつも無い、
『D区分』も6/28発売分現在3タイトルのみであると気づきました。
(7月以降はD区分がいくつかある模様だが、Z区分はゼロ)

今回の改定が『表現の幅を広げる』ためということであれば、
そのことが反映されてはいないのでは?かえって制作側の萎縮を招いている
のでは?と考えます。
(このことは次回以降のネタにする予定)



で、本題であります。
検索を行っていたところ、こんなサイトがありました↓
『CEROってなにですか!?』
http://not8found.biz/cero
基(もと)は『お前らトットと仕事しろ!!』(あーにゃ様)というblog。
http://not8found.biz/o

『CEROって〜』は「CEROの目的を知ってもらう」「Z指定(18禁)が存在することを
知ってもらう」ことを目的としたサイトだそうです。
しかも私と同じくショップ関係者。
さらに『お前〜』のほうにはネットラジオまで開設しているおねーさま
(たぶん)だそうです。



表現規制問題を取り上げたものは数多く存在しますが、
私としては、このように『ゲームのレーティング問題』を取り上げている
『ゲーム屋の人』というのが少ない感があります。

本来ならば、遊ぶ人間が
「これはいけない、真似しちゃいけない(つーか、できねーよ)」
「あー面白かった、現実に戻るべ」
と、けじめをつけてゲームをするべきなのですが、
実際のところ・・・というよりマスメディアやお偉方の色眼鏡・・・は
「ゲームがあるから(中略)けしからん!!(といっておけばウケる)」
という考えがまかり通っているのです。

(ただし、低年齢層には与えないorリアルとの差を考えさせることが重要であるが・・・


CEROの制度も、本来は『ユーザーへの情報提供』(≒自己責任)が目的であって、
同時に前述の『色眼鏡』への対策であったはずです。

メーカー側のヘタレぶりについては過去(11/23など)にも述べましたが、
ショップもレーティング制度についてあまりに無知であったと云えます。
せめて制度についての最低限の知識と対策は備えるべきでしょう。

元祖『とりあえず某ゲームを有害指定した』県に住むものとしての
お願いであり警告でもあります。



※6/29追加
| 小泉 亮 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
『6割』の声への回答を<CERO&CESA
『レーティング ラブ。』おはようございます。


18歳未満への販売禁止を含む、CEROの新レーティング制度開始から1ヶ月。
No.1ゲーム雑誌『週刊ファミ通』915(6/30増刊)号のアンケートで
新レーティング制度についてのアンケートが行われました。


(同誌『ゲームユーザーの意見箱』より)
●Q:レーティング制度の変更を歓迎しますか? 
 する →40.9%
 しない→14.7%
 どちらともいえない→44.4%

4割の投票が『支持する』となったのは意外な結果と感じています。
(ただ『行政の規制を避ける』『表現の自由の確保』という回答が目立った模様)

しかし私は残りの6割・・・『不支持』『どちらとも〜』の層について興味を惹かれました。
(ちなみに私は『どちら〜』と回答)

実際の回答がどのようなモノかがはっきりしないと※1、公正な判断はできない
のですが、スタッフの解説に『どれだけ徹底されるのか』『どのソフトが
Z枠になるのか明確でない』といった面で今回の結果に繋がった、と
しています。

自分の勤務先では新レーティング制度にある程度※2対応していますが、
多くの販売店では『Z区分』の認識が不十分であったり(旧C18対の告知が
出っ放しのところも)、区分自体を無視していたり対応が不十分というありさま。

で、メーカー側も似たようなもので『新制度化以降のの6月に旧C18対表記で
広告・CMを出す』『レーティングの説明が旧区分のまま』という状況です。
まーもっとも昨年7月の自主規制以降も、まともに従ったメーカーは
1社(の通販サイト)だけなのですが。




今回のZ枠制定(3/1)以降、新作(移植も含む)でZ枠となったタイトルは1つも
ありません(6/25現在)。
この状況を見る限り『Z枠が表現の自由を守り、制作の幅を広げる』という
のは『幻想』『マボロシ』と云わざるを得ません。

結局Z枠の制定自体が、自治体やメディアの圧力にせかされた拙速な行動だったのでは?
ということです。
当『GGZ』でもネタに挙げているように、今回のレーティング改定が
『お役所&メディア対策』だとしたら、結局は再び同様の問題(ゲームバッシング)
が起こると考えられます。

『ゲーム脳』問題になにひとつ有効な反論を出せなかったCESA陣営。
(中古問題のときはツッコミどころ満載の意見広告まで乱発したのに)
ゲームバッシングでは身内でコソコソですか?




今回のアンケートで4割以上の回答を占めた『どちら〜』の層。
&1割5分の『反対』の層。
『賛成』を含む全てのユーザーを満足させることは不可能でしょうが、
特に『どちら〜』の層は、レーティング制度の欠点や、メディア・行政への
まずい対応を突いて回答を行っていると感じます。

もしこの仮説が正だとすれば、アンケートの半数以上は対応次第でCERO/CESAの
味方につけられる(≒消極的賛成)可能性があります。(消極的賛成も含む)


そのようなことをまとめると、まずメーカー側&メーカー団体に求められるのは
『情報の速やかな公開』
『ユーザー/ショップからの意見収集』
です。

都との話し合いも神奈川県などの有害指定も、あちこちで問題視されながら
結局は閉鎖的な話し合いの中で、否定的な方向で決まってしまいました。
もし幅広い層への意見収集が行われ、それらが反映されていたら・・・
もちろん『絶対』とは云いませんが。



『Z指定(18禁)』導入について、私は否定しません。
事実、私は18禁枠の導入についてCERO創設時から進言を行っています※3
しかし、今回の導入への経緯については疑問と批判が付きます。
メーカー団体は、これらについて答える必要があります。
この結果は『6割の声〜賛成派以外の回答』、さらにはゲームに興味が無くとも
規制への問題を感じている人々への回答に繋がるはずです。



もし今後の対応をきちんと行えないのであれば、
結果として『4割の賛成派も制度の不支持にまわる』のではないでしょうか。

新制度を含めて、いまのレーティング制度がまともに運用できないのでしたら、
CERO/CESAは不要、といわざるを得ません。




※1:回答については『総回答数』『回答者層の分布』が不明
※2:Z区分のみ分別。D区分は旧C18対のまま。
※3:03年の秋にCEROに対し『GTA3』の扱いについて確認をしている。
 『GTA3』が公開された03年東京ゲームショウ(TGS)では、TGS史上初の
 体験・視聴制限が行われ、その後各地で行われたイベントでも同様の
 規制が引かれた。
 同様のことは以降のTGSでもあり(『SIREN』『龍が如く』など)、
 05年TGSで、某社ブースはC12対タイトルにまで規制をしたというナーバスぶり。
 でも会場内のCEROの制度説明&チラシでは『規制ではない』と矛盾した内容と
 なっていた。

| 小泉 亮 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

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