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『文化』にはカネがかかる・・・ムダ遣いという費用が
こんばんは。

近年なにかにつけて値上げの話をよく聞きますが、
レンタルCDも5月より値上げが行われました。
理由は『権利金の値上げ』*。

中高生などお小遣いに限りのある人々には、けっこう大きな負担になることが
予想されます。


さらに、権利者団体の犬・文化庁(あえてそう言わせてもらう)は、
携帯音楽プレーヤーやハードディスク(HDD)内蔵レコーダーにも権利金を乗せて
売るように法を変える提案を挙げてきました。

すでに数年前からこの話はでているのですが、
ハードウェアを作る電機メーカーなどからの反発で膠着状態が続いていた中、
6月からデジタルTV放送に適応される『ダビング10』制度を人質に(=制度への拒否)
権利者団体側が前述の提案(圧力)を出してきたとのこと。

●iPodに「著作権料」上乗せ 文化庁提案へ(asahi.com)
http://www.asahi.com/culture/update/0505/TKY200805050202.html

権利者団体側からすれば
「我々の正当な利益収得を、デジタル機器が邪魔している」
ということなのでしょうが、その正当な利益が正当に権利者(個人)に分配されている
のか、文化の振興に役立てているのか甚だ疑問です。

また、HDDに録画・録音するのは『他人の著作物』だけでなく『自分の著作物』も
ありますし、(自分のカメラなどで撮ったものにもどこに行くか解らない権利金が…)
携帯プレイヤーにダウンロード(購入)したものには、そのデータに対しすでに権利金が
乗っています(二重払いになる)。


結局、権利者団体側は
「自分たち(のカネ)さえ良ければいい」*2
のでしょうが、これが過去を含めた衰退の元凶ということに気づくのは
市場はおろか文化さえも衰退しきったあとなのかもしれません。






*:と、いうより「低迷する音楽市場を盛り上げる代」らしい。
 CDの高止まり・逆輸入CDへの圧力など、さんざん市場を盛り下げたのは
 他でもない権利者団体側なのだが。
*2:これは違法コピーを行う者がいるユーザー側もなのかもしれないが、
 それでも権利(利権)の大きさからすれば、権利者団体側より力は劣ると考えられる。
| 小泉 亮 | 21:35 | comments(0) | trackbacks(0) |

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