そして『ゲーム』は叩かれる
2009.04.27 Monday | category:-
おはようございます。
早速ですが、本日(4/27)朝日新聞・朝刊より↓
イラク市街戦をゲーム化、米で批判受け断念 コナミ
http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY200904260151_01.html
(asahi.comより)
すでに多数の『忠実に基づく戦争ゲーム』『忠実でないが非常に現実的な戦争ゲーム』
さらにゲームに限らず多数のメディア(映画など)が発売・発表されている中で、
なぜこれが今回批判を浴び発売中止になったのかは明かされていません。
(市民団体や退役軍人の方々がこれ以外の戦争ゲームを知らない、というのは
考えづらい)
「(ゲームの元になった実際の戦闘で)多数の民間人が犠牲になり」
「ゲームにおいても、丸腰の人間を撃つかどうか判断を迫られる場面がある」(記事より)
とあるため、この辺が批判を受ける原因の可能性もありますが・・・。
朝日側の記事の書き方にも疑問が残ります。
添付のとおり1ページ(社会面)のうちの5分の1を占める展開で、画面写真も大きく
載せられています*1。
また、このソフトは米国メーカーが作ったものをコナミブランドで出す扱いで、
発売もまだ先のこと(来年)らしいのですが、
朝日の報じ方だと『(日本の)コナミが制作・販売』する印象を受けます*2。
戦争は本来『無い・起こらない』のが理想です。
しかし今回の記事をみていると、
「ウチが叩かれているから他の弱いのを叩いとけ」と、
反戦平和をダシにした朝日の「ゲームバッシングはウケる」といった考えが垣間見られ、
あわせて紙媒体メディアが持つ『相変わらずの驕り』を感じました。
もっともコナミの肩を持つわけでもありませんが。
*1:写真には「ファルージャ市街戦のゲーム画像。海兵隊員の小銃から火花が噴き出す」
と説明がついている。
*2:文章をみれば『作ったのは別のメーカー』と解るのですが、1面の目次や見出しを
みると『(日本の)コナミが〜』と印象づけるような書き方である。
⇒ 小泉@筆者 (03/22)
⇒ 無限堂 (03/14)
⇒ 通りすがり (02/19)
⇒ ハムムー (02/01)
⇒ ななし (06/22)
⇒ 小泉@管理人 (10/25)
⇒ ナナシ (10/20)
⇒ 小泉 亮 (03/09)
⇒ かばら (03/02)
⇒ 小泉 亮 (11/28)