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そして『悪しき前例』は積み重なる
 5/14の続き。

勤務先で『日本製エロゲーが海外でバッシングされたため、ソフ倫が倫理基準を強化』
と丁BS(仮名)が報じたことが話題に上がりました。
この件が丁BS以外で流れないと思っていたら、(5/30時点で)どうも勇み足だったようで。
さすがだ丁BS。未来のニュースも報じてしまう。

ただソフ倫でも今回の一件で何らかの対応をせざるを得ない状況で、
与党もここぞとばかりに規制をかけようとしています。
結局は立場の弱い『コンピューターゲーム』をスケープゴードにするのでしょうね。


◇6/3追記
結局『規制強化』でいくようですが、このことがきっかけで
「規制への歯止めがかからない⇒結果として何もできない・言えなくなる社会」
となってしまうのであろうか?



P.S.
そういえば
『規制が日本より緩い海外版ゲームを日本人が日本国内で遊ぶ』
『インターネットを使い海外のエログロものを観る』
のは批判しないのですか?<規制推進派のみなさん&マスゴミ連中

それと今回の件でのメディア報道をみていると、
≪その論評・批判がそのまま自分のトコロ(メディア)に跳ね返り規制が行われ、
 「言論の自由を!」と言ったが時すでに遅し・・・」≫
となりかねないことを理解していないものが多いような・・・。
| 小泉 亮 | 05:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
現実とフィクションの区別のつかぬ人々
(5/16加筆)

おはようございます。

5/8付読売新聞(ネット版)にて挙がった
『日本製エロゲーがが海外で売られていたのを見てアメリカの人権団体や
 イギリスの政治家がバッシング』


の件ですが、TVでもNHKやフジにて報道され、5/13付朝日新聞(夕刊)でも記事になり*1
ました。
読売はその後
『海外でネット販売していた大手通販会社が日本国内を含め販売中止』
『「このテのゲームの販売に規制を」の論議が』*2
と、他メディアに比べ積極的な展開の模様。


「『日本国内向け』のを海外で売ろうとしたのが問題」
「批判されるべきは(海外で何の制限・警告も無く売ろうとした)
 現地で売ろうとした小売業者」
 ※当初記入したアマゾンは『場所貸し』であったためコメントを修正。
  ただアマゾンも「確認・管理が甘かった」といえる

「暴力表現は日本より激しいのにエロにはケチをつけるのか?」
「このテの犯罪を日本以下のレベルにしてからこのゲームの批判をしろ
 <このゲームの批判をしたアメリカの人権団体とか」
「批判しているひとびとの正体はなんなの?*4」
・・・と、ネット上ではとっくに私が言いたいことを代弁しているようなので、
『再び悪しき前例をつくってしまわないか』という視点で批判をします。


05年初夏に神奈川県が『GTA3』を有害図書に指定⇒
同年6月よりCESAがCERO『18歳以上対象』タイトルを一律『18歳未満への販売自粛』
(GTA3の指定直後)のちにCEROが『Z区分』を導入(06年初夏)となりましたが、
どうもこのときの流れを連想します。

このとき『GTA3』日本語版を発売していたカプコンはこのとき(GTA3の有害図書指定)に
対し
『自主規制や法に基づきやっているのに納得できない。断固抗議する』
と抗議を唱えていましたが、同年6月にはCESAにより
『18歳以上対象(旧制度)ソフトの販売規制』⇒翌年春の『Z区分導入』に繋がり*4、
他の自治体でも神奈川県同様の対応(神奈川県の対応のコピー⇒ペースト)がとられた
のは周知のとおりです*3。

家庭用/PC用(エロゲ)と倫理基準およびターゲットに違いはあるものの、
今回も外部の批判・圧力によりレーティングをかえるのでしたら、
「コンピューターゲームは我々が何か文句をいえば自分たちの言いなりだ」
と悪しき前例を積み重ねることになります。

私はこのようなインモラルなゲーム(エロに限らず暴力・犯罪など〜ゲーム以外のメデ
ィアも含めて)は『リテラシー(=分別能力)があれば問題ない』と考えています。
〜もちろん『日本の法の下(もと)に』ですが。

このエロゲーを批判した団体や議員、そして躍起になって記事を3度も上げた
読売新聞はきっと「現実と空想の区別がつかない」のでしょうね(苦笑)。*5





*1:5日遅れでいまさら感はあるが<朝日
*2:読売のサイトで『記事キーワード:性暴力』で検索。
 ただし読売の記事だけで善悪を判断しないように。
*3:ただし、言いだしっぺである神奈川県ではその後
 『メーカー側の自主規制をバックアップする』趣旨で08年秋に条例が改定される
 …ただ『タマキ○を握り潰そう(=有害指定)として⇒話し合いに』という経緯には
 大いに不満が残る
*4:問題を挙げた人権保護団体は某宗教団体がバックについている(らしい)し、
 イギリスでこの問題を挙げた国会議員は(エロに限らず)表現規制の推進派。
 さらに日本側の団体(日本ユ二セフ…これもネット上では批判の多いところ)も
 勢いづいているという記事が他サイトにあがっている。
*5:「現実と空想の区別がつかない」というのは、ゲームやマンガに影響される若者
 的なニュアンスで意図的に使われるが、皮肉にもそれを批判する側の方が
 区別がついていない感がある。
 だからといってリテラシー能力の無いor低い〜そして法で護られている18歳未満
 のユーザーが18禁/Z区分ソフトを遊んでいいのかは別問題だが。



●追記
PCゲームメーカーのアーベルが今回の件で意見を述べている模様↓
http://blog.livedoor.jp/abel_/archives/51305213.html
今回問題になったソフトはソフトウェア倫理機構(ソフ倫)審査のソフトだが、
アーベルは過去のトラブルからソフ倫から脱退しているにもかかわらず
今回の件では自社および業界(=ゲーム業界)への波及を含めたコメントの模様
…そりゃ自分とこにも絡んでくるからね

一方、今回の件で批判を浴びたソフトを出したイリュージョンは
『海外向けとして作ってないのでコメントしようが無い』とまっとうな発言。
しかし件のタイトルは『無かったこと』にされている。
| 小泉 亮 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

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