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「トラスト、ミー」「やっぱり無理」
 こんばんは。
東京都の一件は否決の公算という報道があります。

都の性描写漫画規制案、3野党反対方針 可決は困難(asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0529/TKY201005280504.html

同様の条例を検討している自治体には、今回の一件が影響するかもしれません。
しかし今回否決されたからといって、同様の案が再度上がらないという保障は全くありません。
ム○カ大佐の如く「(規制案は)何度でもよみがえるさ」となるのは目に見えています。
現に、国レベルでの取り組みについては現在進行形でありますし、これと同様に批判を浴びる*1ブロッキングについては、国レベルでの実施が濃厚となっています。

石原都知事は条例案を「解りづらいから直せ」と批判しましたが、条例案そのものの破棄・作り直しに対しては否定的です。
知事が真に騙されているのか、推進派と手を組んだ『演技』なのかは分かりません。しかし「ただ単に『青少年に売るな』ということだろ」発言を信頼することは一切できません。
というより、過去の規制賛成派の発言・行動からすると、
●二枚舌
●ウソつき
●ゴリ押し
●二重基準

は基本設定であるといえます。
今回の件も何らかの形で自らの主張をねじこんでくることは容易に考えられます。

少なくとも、いまの時点では都に巣喰う規制推進派(という名の利権)をあぶりだし「覚えていろ!」とヒーローものの悪役ばりに言わせることが重要かと思います。




*1:すでに採用されている国では、関係ないサイトをブロッキング対象とする『誤爆』が多発し、まともに機能していない。また政府や権力者に都合の悪い情報もブロッキングされる恐れもある。アメリカでは『違憲』と判決が出る始末。
| 小泉 亮 | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
『表現・言論の自由』の価値は異なるのか〜5/22朝日新聞社説より
こんばんは。
表現規制推進派がまさしく息を吐くが如くウソを吐く現実にうんざりする今日この頃です。

詳しい内容については諸先輩方がズバリと述べていらっしゃるので、割愛します。


さて、5/22付け朝日新聞の社説において、テレビ局の運営や独立性に関係する『放送法』の改正案を挙げていました。
以下、内容の要旨&引用を書きます↓

放送法改正案〜権力介入の芽を摘め

放送法改正案に危うい規定が盛り込まれている。

総務相の諮問機関である電波監理審議会に、総務相に建議できる権限を与えるというが、これは放送内容への権力の介入を許しかねないため、削除するべきである。

原口一博総務相は「番組に介入する意図は全くない」と言うが、電監審は事務局を総務省に置くため≪委員の見解には政府の影響力が及ぶ=独立性に疑問≫と考え、番組や局への介入を疑うのが自然だ。
権力者が都合のいいように使える規定は、表現の自由にとって禍根となりかねない。

番組の内容に問題がある場合に、検証し解決する仕組みとしてBPOがあり、これまでに多くの事例を扱ってきており実績も重ねている。
だが、BPOについては前政権の総務相が「お手盛り」ではないか、などと批判したことがある。

原口総務相は「表現の自由を守る側に立っている」と言う。一方で、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる事件報道において「電波という公共のものを使ってやるにしては不適だ」などと、牽制するかのような発言をしていた。

問題は原口氏だけではない。閣議決定をした者たちはその内容と問題点を理解してたのだろうか。

放送をはじめマスメディアの最大の使命は、国民の知る権利への奉仕と公権力の監視だ。その基盤である表現の自由を脅かしかねない規制をつくるより、豊かで多様な情報空間を提供する。それこそが政治の役割と自覚してもらいたい。

↑ここまで

しかし25日の社説においては*1(以下、要約)
児童ポルノ―ネット上の虐待断ち切れ
児童が性的虐待されている写真や動画が、インターネットでは簡単に手に入る。

対抗手段の一つとして、欧米などがすでに実施している『ブロッキング』がある。日本でもプロバイダが自主的に行うべく動きだしている。

問題は、憲法で侵してはならないとされている『通信の秘密』との兼合いだ。特定サイトへのアクセスを検知する目的で、ユーザーの同意なく通信を機械的に監視することは、私的検閲にあたり、本来は許されまい。
仮に政府が絡んで不都合な事柄をブロッキングをするなら、なおさら危険なことだ。

しかし被害児童にとっては、誰もが見られる状態にあること自体が『拷問』になる。
検挙や削除要請では深刻な被害を避けられない場合に限り、刑法で定める「緊急避難」にあたるという考え方で、ブロッキングを認めるべきだ。

とはいえ、副作用も心配である。ブロック対象の選定は第三者機関が透明な手続きで行い、捜査当局がむやみに介入できないようにする。
また、児童ポルノ以外には拡大させてはなるまい。ネットユーザーも納得できるような仕組みづくりを、政府の協力も得ながら考えてほしい。

ネット上を漂う様々な有害情報の中でも、特別に許されないという認識を共有してゆきたい。国際協力による摘発強化を含め、幾重もの対策が必要だ。
例えば、ファイル交換ソフトでの流通はブロッキングでは止められない。ファイル交換やダウンロードで違法画像を入手したり、持ち続けたりすることも、法で禁じるべきである。

昨年の国会で与野党双方の案が審議され、単純保持を禁じる方向でまとまりかけたが、その後の議論は宙に浮いたままだ。対策が遅れるほど、深刻な被害が広がってゆく。これは政治の怠慢である。


異なるメディア間で互いをバッシングするのはよく見られる光景です(週刊誌のTV/新聞バッシング、TV/新聞のサブカルバッシングなど)。
この2つの社説のとおり
「新聞とTVには自由と独立性を(放送法)、国民には監視と規制を(児ポ法)」
と主張するのは、新聞とTVは特別なんだ、国民以上の自由と独立が許されるんだという選民思想が透けてみえます。

朝日としては「そういった考えはない」というかもしれません。
しかし、表現の自由を持ち出してまで放送法改正案を批判した一方で、表現の自由と密接にリンクする児ポ法強化を求める(直接述べてないが、単純保持を禁じるべきと主張している)というのは、矛盾していないでしょうか。

そうであれば、軽々しく『われわれの報道・言論の自由を守れ』という言葉は言わないでください<メディア各社。



P.S.
朝日はさほど露骨でないものの、規制賛成派に露骨に肩入れしているマスゴミのうち、毎日新聞では
放送法と公権力 番組介入の懸念ぬぐえ(5/28 毎日)
とゴリッパなことを言っています。







*1:5/24に読売新聞が朝日と同様の社説(ブロッキング)を挙げていますが、例によって「単純保持を禁止すれば、摘発しやすくなる」と、「さすがゴミウリ」な内容となっています。

続きを読む >>
| 小泉 亮 | 01:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
【男女共同参加】あと15時間半【意見募集】
 http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/ikenboshu.html

明日(5/12)17時に締め切りとなる方に、先ほどひととおり送り終えました。

倫理・表現規制問題における諸先輩方の『受け売り』ではありますが、極力自分の言葉(コピペでなく)で送ったため、内容の割には不十分なものであるかと存じます。
それでも『送らずに後悔するより送って(内容が)公開されて後悔』するほうを望む次第です。

| 小泉 亮 | 02:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
都知事「私は誤解していました」(棒読み)
 こんばんは。
石原都知事が7日に行った定例記者会見で、
「非実在青少年(という条文)なんて誤解を受ける。(条文を)簡素で分かりやすく示さんといかん」(時事通信より)と、解りやすい条文に直すべきだと答えたとのことです。

都知事も『火消し』に参加ということなのでしょうが、ここで注意が必要なのは、
「子どもの目の付くところに置くなということだけの規制。作家(の表現の自由)を制限するつもりは毛頭ない」と述べ、規制の必要性を強調した。(時事通信)
と述べているように、条例案の根本を見直すということでない点です。

知事は「お役人の作った文章は読んでも意味不明瞭で、どういう意味か聞くときもある」(要約)と「俺も十分理解してなかった」的発言をしていますが、知事は3/2の議会にて
「エロマンガの蔓延を許容することは自由の履き違えであり、責任と自覚を欠いた未成熟な人間の自己保身に他ならない*1」(要約)
と、厳しい口調~しかし論点のズレた内容で反対派を批判していることから、この条例を通したいことは明白です。
(これは知事を支持する自民/公明に対する『義理』でもあるのだろうが)

『ゾーニングをきちんとしろということだけ』のはずが、なぜ『単純保持の是非』『表現の自由の保護』しいては『言論の自由』『改正論議の公平中立性』といったことにまでつながり、都に対する多数の批判へと繋がったのでしょうか?

知事が「分からなかった、誤解してた」と被害者ヅラするのは勝手ですが、それであれば改正案を
せめて追記・変更する部分だけでも確認しておくべきではなかったでしょうか。







以下は産経新聞の記事より引用

−−−子供の性行為などを描いた漫画などを規制する青少年健全育成条例の改正案の合意に向けてどう考えているのか?

 「ちょっと(条例案に)説明不足のところがある。例えば、あの中に『非実在青少年』なんて言葉があるんだよ。なんだ? これは一体? アニメに描かれている子供って意味なんだよね。そういう訳の分からない言葉ね」

 「それから、よく(条文を)読んでもらうと分かることなんだけど、『子供の目につくところに置くな』ということだけの規制をしようとしてるんでしょ。それを長々、ぐだぐだぐだぐだね。法律でやるからかえって分かりにくくなるんでね。そこをもうちょっと分かりやすく説明するように言ったんですよ」

 「ずいぶん(条例案に対する)誤解があったみたいだけどね。特に作家の方からの色んな大きな懸念が披瀝されたみたいだけど、そんなものを制限するつもりは毛頭ありません。そんな内容じゃありませんから。よく読んでからおっしゃってください。そう議会にも申し上げております」

 −−分かりにくい条文の修正を検討していくのか

 「そうですね。修正したらいいですよ。誤解を受ける訳の分かんない『非実在青少年』なんて誰がどう解釈したってね、『幽霊の話しか?』と思っちゃうな。本当にな。描かれたものって事なんだから、そういう風に書きゃいいんだよ」

 −−条文の文言を修正するということか?

 知事「そうですよ。どんどん変えたらよろしいと思う。誤解を受けてるんだったら誤解を解くために。文言が悪いんだから、文言を修正したらいいじゃないですか。特に役人が作る言葉なんてものはくだらない常套(じょうとう)があってね、世間に通用しないことが一杯あるよ。僕なんて読んで分からない。どういう意味って聞くんだもん」

引用元:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/388365/



*1:3/4付け『反ヲタク国会議員リストメモ』さんで詳しくかつ上手く述べられています。
| 小泉 亮 | 01:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
【よぉしすぐ書く】朝日で意見募集【カッコイイとこ見せましょ】
 こんばんは。
5/5付け朝日新聞生活欄『こどもとメディア』にて、『携帯電話』『街にあふれるポルノ』について意見募集をするとのこと。タイムリーだねぇ~

(以下斜体部転載↓)
ご意見・体験談募集
子どもの携帯電話で、お困りのことはありませんか。街にあふれるポルノについて、どうお考えですか。「こどもとメディア』で考えていきます。ご意見や体験談をお寄せください。

メール: seikatsunews@asahi.com
郵便:〒530-8211 朝日新聞社大阪本社 生活文化グループ・こども版

※『@』は全角にしてあります。半角に直したうえでお送りください。

締め切りや文字数制限は特に記載していませんが、『早めに』『簡潔な内容』としたほうがよさそうです。
また、コーナーの趣旨上『子を持った母親』の方が有利かもしれませんので*、『元・子供だった者からの視点』『よくある批判に対してデータ面での反論』などで投書するなどの工夫が必要かと思います。

*:今回紹介されたテーマ『ゲームの約束事 悩ましい』に寄せられた11通のうち、男性は1名のみ。



●こちらも『よぉしすぐ書く』します。
内閣府『男女共同参画局』
「第3次男女共同参画基本計画策定に向けて(中間整理)」に関する意見募集について
5/10 17時締め切りです。(郵送は5/10消印有効)

東京都
都民の声 総合窓口
これも早めの方がよいかと。

| 小泉 亮 | 00:34 | comments(1) | trackbacks(0) |

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